1952-12-03 第15回国会 衆議院 外務委員会 第5号
私は単なる海上警邏の船で秘密があつてはならぬと思います。しかるにこの船には秘密部分がある。何かそこに戦争に関する訓練というようなものの行われる部分があつて、いわゆる秘密にせらるるのではないか、こう一応疑うてみるのです。ちよつとこの点について政府の御見解を承つておきたい。
私は単なる海上警邏の船で秘密があつてはならぬと思います。しかるにこの船には秘密部分がある。何かそこに戦争に関する訓練というようなものの行われる部分があつて、いわゆる秘密にせらるるのではないか、こう一応疑うてみるのです。ちよつとこの点について政府の御見解を承つておきたい。
ちよつと本論に入ります前に、部分的なことをお尋ねしておきたいと思いますが、船舶貸借協定の私どもに配付されました資料のうちで、日付の一番早いものは吉田書簡でありますが、その吉田書簡によりますと、本来海上警邏のための船が日本において不足している、こういうふうに前文に書いてありながら、後半には軍艦を貸してもらいたい、フリゲート及び上陸支援艇が軍艦であるということは、私はもう議論をすまいと思う。